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応援上映の聖地”塚口サンサン劇場”支配人インタビュー

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皆さんこんにちは!ライターのあゆみです。
先日ご紹介致しました応援上映が久しぶりに塚口サンサン劇場で開催されるというニュースを聞きつけ早速行って参りました!

応援上映が定期的に行われなくなって早数か月…凄まじい中毒性を持つ為、禁断症状が出ている方も多数。果たしてどの様な盛り上がりを見せるのでしょうか?

まずは今回お世話になる塚口サンサン劇場のご紹介と、支配人様のインタビューを大公開!映画好きや、塚口ファンの皆様にはたまらない内容となっておりますよ。

塚口サンサン劇場とは?

まず、今回応援上映を開催してくださる映画館をご紹介。前回の記事でも少し触れました、重低音ウーハー上映で有名な塚口サンサン劇場です。

1953年12月に兵庫県尼崎市・塚口に開館した今年63年目の映画館。
大手シネコンがほとんどの現代日本では珍しい個人経営の映画館です。
以前の記事でもご紹介した様に、重低音ウーハー上映、発声可能上映等、楽しいイベントを企画することで有名。
わざわざ県外、海外から訪れる価値あり!!と太鼓判を押せる
「映画館で映画を見る楽しさ」を思い出させてくれる場所でもあります。
キャッチコピーは「エプロンでも来れる映画館」と、地元に密着した昔ながらの映画館でもあることがわかりますね。

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チケットは数秒で完売

3日前にオンライン販売という形でチケットが発売されましたが
なんと数秒で完売!!人気の高さが伺えます。MADMAXやガルパンも中々の売れ行きだったそうです。
なんとかチケットをもぎ取り、当日は無事現地に到着です!

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塚口サンサン劇場 支配人インタビュー

上映前に少しだけ、映画について、キンプリについての熱い思いを語っていただけました。
地下にある交流ルームは既にキンプリ一色!以前応援上映を行った時に書いていただいたメッセージやイラストは全て保存してあるそうで、今回はそちらも飾ってみましたとのこと。全てスタッフが手作業で装飾、貼り付けを行ったそうです!

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Q:塚口サンサン劇場さんは音響にとても拘っていらっしゃいますが、「やろう」と思ったきっかけは何ですか?

A:重低音上映自体は2015年8月の「MAD MAX」が初めてなんです。その時はレンタルで音響設備をお借りしたのですが、丁度設備の更新も迫っていましたし、ご好評頂いたので「もう重低音常設しちゃおう」と思ったのがきっかけですね。

その後「ガールズ&パンツァー」を上映した際に音響監督に来て頂ける機会があり、音を一つ一つ調整してもらった時に「音一つでこんなにも映画の表情が変わるのか」と実感した経験が大きかったです。

Q:何故今回キンプリを再上映しようと思ったのでしょうか?

A:キンプリは楽曲が素晴らしいですし、ライブシーンも魅力的です。ウチは音響を毎回変えているので、色々な作品で音響について学んでいくと同時に「このライブシーンもっとがつんといけたよな~」「ここはもう少しこうすればよかった!」という反省点も生まれてくるんですよ。キンプリはリベンジしたいという気持ちが強かったのがあります。

Q:キンプリを再上映、そして応援上映も再び開催してくださり1ファンとしてとても嬉しいです。今回キンプリを上映するにあたってのこだわりを教えてください!

A:ライブ感を大切にしたかったので、左右後方から全て音が出るように、尚且つ低音をウーハーで引き出せる様に頑張りました。今回塚口サンサン劇場で初めてキンプリを見る人は「このシーン、こんな音出てたの!?」とびっくりして頂けると思います。
全体のコンセプトは「プリズムショーが現実世界で行われたらどんな音がするか」です。
僕的には野外フェスみたいな感じなのかな?と。ならば多少音がひずんでもいいから、ベース、ドラムを派手にあげたかった。Over the Rainbow(劇中のユニット)が大阪城ホールや、国立競技場…本当にある会場でライブをした場合こんな音なんじゃないかと、とことん「ライブ感」にこだわりました!!
中でも一番気をかけたのはやはりカヅキとアレクのダンスバトルシーン(EZ DO DANCE)ですね!やはり一番盛り上がりますし、震わせられるだけ震わしてやろうと意気込みました(笑)ウチは振動もあるので、是非音を身体で感じて欲しいです!

塚口サンサン劇場は計3回KING OF PRISMを上映しておりますが、3回とも音響を変えています。通常上映、応援上映でも変えていますので、計6パターンの音があるということになりますね。キンプリは生き物であって、ライブでもあるので毎回音が違ってもいいかなと!
装飾やこういった交流ルーム等全て手作りですが、音響も合わさって色々なキンプリの楽しみ方をご提供できれば幸いです。自由に楽しんでください!

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Q:色々なジャンルで重低音ウーハー上映を行っておりますが選考基準などはあるのでしょうか?

A:上映については、スケジュールの都合もありますがやはりファンの声が大きいです。
皆さんがTwitterで呟いているのをよく見ていますよ。キンプリに関しては、音響でやり残したことも多かったのですし続編も決定した為、このタイミングでやろうと決断しました。

最近オネアミスの翼というGAINAX初期の作品を上映したのですが、こちらは「シン・ゴジラ」「平成ガメラシリーズ」が決定していたからです。庵野監督、樋口監督の原点とも言える作品なので、「オネアミスの翼」を見た後に「シン・ゴジラ」「平成ガメラシリーズ」を見ていただけると、二人の監督が何十年もぶれていないかが分かるんです。
現在エンターテイメントの最先端を走っている人たちが、昔からぶれずに、愚直なまでに真っ直ぐだったことをどうにか伝えたかったですね。3本見ていただいた方には、点が線になるような感覚を味わって頂けたのではないかと。
こんな感じで、劇場サイドからお客様に「こういう楽しみ方もあるんだよ」とこれからも提案していくのが目標です。少しでも「劇場で映画を観るのって楽しい」と感じてもらえたらと思います。

Q:ありがとうございます。感動で泣きそうです。では最後に、海外の方へも一言お願いします。

A:塚口サンサン劇場で是非一味違った音響を楽しんで頂きたいと思います!よろしくお願い致します!

手作りと工夫にこだわった愛がいっぱいの映画館

お話しているだけで支配人様の映画、映画館に対する愛が伝わってきます。
ただ話題の最新作を上映するだけではなく、作品を一つ一つ鑑賞し、しっかり吟味しているのだなと感じることが出来ました。小さいながらも、大手シネコンには無い魅力がつまった素晴らしい映画館にこの支配人様あり!塚口という土地で長い歴史を培ってきたサンサン劇場は、これからもファンと共に進化し続けるのだと確信致しました。

最後に支配人様が「今回のキンプリもすごいですよ。期待していてください」とニヤリ。
一体何が起こるのでしょうか…。
次回の記事では、皆様お待ちかね、応援上映の様子と今回集まってくださいましたコスプレイヤーの方々、お配り頂いたキュートなお菓子等をご紹介!これで貴方も塚口に行きたくなるはずです。ご期待くださいね!

塚口サンサン劇場

URL: http://www.sunsun.info/
アクセス: 〒661-0012
兵庫県尼崎市南塚口町2丁目1-1-103号
阪急電車塚口駅下車南出口東へすぐ
TEL: 06-6429-3581

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